2020年04月11日

デザイン的に私でもできれば勘弁です

いま使っている椅子が壊れてしまって
自分でボンドをつけて修理してみたけど
すぐに壊れてしまって自分では無理で

何かいい修理方法がないかと
自分でネットで調べてみたところ
同じ椅子が1年も使わないうちに
壊れたという書き込もいっぱい見つかって


やっぱり業者さんに修理お願いするかと
ネットで調べて椅子の修理しているという店に
持ち込んで見てもらったところ

「これは元どうりに修理するのは無理!!
 座面の上からネジを打って
 裏側から金具で受ける細工しないと
 脚と座面はくっつかないでしょうね・・・・」


でも座るところにビスの頭が
つねに何本も見えるのはちょっと・・・・




再度ネットで調べてみたら
ダイハク家具さんでも椅子の修理
されてるって書いてあるホームページに
たどり着いてお電話してます



そんなご相談からスタート(*^。^*)




椅子の壊れた状態をお聞きすると
見てみないとはっきりは言えませんが
おそらく修理できるのではないかと



修理代は持ち込みしていただければ
そのぶんさらにお安くご提案できますよ


ということで
持ち込みしていただいた椅子2脚がこちら
形製合板 椅子


形成合板
形成合板で造られた
木部とスチールの脚




ボンド 修理
ご自分で修理するために
付けられたボンドの跡がこちら

これはぎ取るのはかなり厄介です(笑)



椅子修理跡 削り出し
まずはボンド跡をこの状態まで
はぎ取る作業をおこなって
接着面を平らにしたあと



木部と金属の脚を接着するのは
このまるいプラスチックの部品のみで
ボンドを流し込んで圧着するのですが
固定用のビスは丸の中心に短い8mm程の
ビス1本のみ

合板の厚みも10mm程度なので
ほかの業者さんから
座面の上からネジを打って
裏からU型金具で脚を受ける方法じゃないと
できないと言われたのも納得



でもそうなると座面に
ネジの頭が最低でも2×4で8本露出は
デザイン的に私でもできれば勘弁です

かといって座面の厚みも無く
キャップ付ける細工も無理だし…


幸い脚受けに使われている
プラスチックの部材は若干粘りもあり
強度もありそうでしたので


イトーキ チェア
脚とプラスチックを
止めているネジ3本をビスに変え

さらにドリルで下穴開けて10mmのビス
6本追加してセンターに1本

ボンドで接着し
合計10本のビスで補強して強度をアップ

たとえ1本1本のビスが短くても
これだったらそうそう外れないでしょう(*^^)v


プラスチックカバー 椅子修理
最後にプラスチックのカバーを付ければ
見た目は元通り


ボンドがしっかり乾くまで2日間
お預かりして修理完了です



取りに来られた際
どのように修理したかもお伝えし

イトーキ チェア修理
もちろん座面には
ビスの頭は1本も無し

「修理させていただいた椅子
 もしもまた壊れることがあれば
 おっしゃってください

 責任もって無償で修理いたします」


ということでMさま
大変喜んでくださいました\(^o^)/





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Posted by ダイハク家具 樺島由紀夫  at 15:41│Comments(0)ダイハク家具
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