「うれしい!! 」って家具たちが(^_-)-☆
ご先祖様から引き継いで使っていた家具を
新築する際、処分するのではなく
リフォームして使い続けていきたい・・・・
なんでも大正時代あたり!? の
家具かも!? とのこと(#^.^#)
そんなI様からご相談をいただき
自宅を解体する前にお預かりして
4ヵ月後、新築への入居とともに
納品させていただきました。
1つはサイドボード
金具や蝶番からも歴史を感じます。
木材はケヤキやスギのすべて一枚板
もちろんべニアなんて無い時代です(^◇^)
そのサイドボードを
このようにリフォームしました。
本体はペーパーで磨き上げ再塗装かけ
ガラスや金具を取り替えて仕上げています。
そして電話台
扉や引き出し木部に割れがありましたが
一部同じ材質の部材を作成しています。
電話台とサイドボードは
リビングに設置と聞いてましたので
同じ時代の家具でもあり同じ材質だったため
同じシリーズっぽく金具・取り手も共通にして
『大正ロマン』をテーマに仕上げました。
そして、いちばん工場の職人が
苦労してるのが飾棚
こちらの唐木の飾棚
扉の透かし彫り彫刻が特徴なのですが
よく見るとかなり虫食いにあってて
ちょっと触るとポロポロ細かい細工が
取れていくぐらいダメージもあり、
その上、本体もグラグラゆるくなってたのが
透かし彫りの細工もきっちり見事に復元され
本体もいったん全部ばらして組み上げなおしてます。
かなりの手間暇かかっているのですが
納期に4カ月ほど時間があったため
職人さんの手が空いたときに
少しずつコツコツ仕上げてくれていました。
納品時はI様にもたいへん仕上がりを喜んでいただき
私も一緒になって「すごいですね~」って
職人さんの技術に感心させられました >^_^<
みなさんの家にも
思い入れのある家具ありませんか??
次の代にも引き継いでほしいそんな家具
もしあればぜひダイハク家具までご相談ください。
リフォームされた家具たちが
「うれしい!! 」って
言ってくれてるような気がした
納品設置の現場でした。
ダイハク家具 樺島由紀夫
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