デザイン的に私でもできれば勘弁です
いま使っている椅子が壊れてしまって
自分でボンドをつけて修理してみたけど
すぐに壊れてしまって自分では無理で
何かいい修理方法がないかと
自分でネットで調べてみたところ
同じ椅子が1年も使わないうちに
壊れたという書き込もいっぱい見つかって
やっぱり業者さんに修理お願いするかと
ネットで調べて椅子の修理しているという店に
持ち込んで見てもらったところ
「これは元どうりに修理するのは無理!!
座面の上からネジを打って
裏側から金具で受ける細工しないと
脚と座面はくっつかないでしょうね・・・・」
でも座るところにビスの頭が
つねに何本も見えるのはちょっと・・・・
再度ネットで調べてみたら
ダイハク家具さんでも椅子の修理
されてるって書いてあるホームページに
たどり着いてお電話してます
そんなご相談からスタート(*^。^*)
椅子の壊れた状態をお聞きすると
見てみないとはっきりは言えませんが
おそらく修理できるのではないかと
修理代は持ち込みしていただければ
そのぶんさらにお安くご提案できますよ
ということで
持ち込みしていただいた椅子2脚がこちら
形成合板で造られた
木部とスチールの脚
ご自分で修理するために
付けられたボンドの跡がこちら
これはぎ取るのはかなり厄介です(笑)
まずはボンド跡をこの状態まで
はぎ取る作業をおこなって
接着面を平らにしたあと
木部と金属の脚を接着するのは
このまるいプラスチックの部品のみで
ボンドを流し込んで圧着するのですが
固定用のビスは丸の中心に短い8mm程の
ビス1本のみ
合板の厚みも10mm程度なので
ほかの業者さんから
座面の上からネジを打って
裏からU型金具で脚を受ける方法じゃないと
できないと言われたのも納得
でもそうなると座面に
ネジの頭が最低でも2×4で8本露出は
デザイン的に私でもできれば勘弁です
かといって座面の厚みも無く
キャップ付ける細工も無理だし…
幸い脚受けに使われている
プラスチックの部材は若干粘りもあり
強度もありそうでしたので
脚とプラスチックを
止めているネジ3本をビスに変え
さらにドリルで下穴開けて10mmのビス
6本追加してセンターに1本
ボンドで接着し
合計10本のビスで補強して強度をアップ
たとえ1本1本のビスが短くても
これだったらそうそう外れないでしょう(*^^)v
最後にプラスチックのカバーを付ければ
見た目は元通り
ボンドがしっかり乾くまで2日間
お預かりして修理完了です
取りに来られた際
どのように修理したかもお伝えし
もちろん座面には
ビスの頭は1本も無し
「修理させていただいた椅子
もしもまた壊れることがあれば
おっしゃってください
責任もって無償で修理いたします」
ということでMさま
大変喜んでくださいました\(^o^)/
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