お客さんのイメージは無事職人さんに伝わってたかな?

ダイハク家具 樺島由紀夫 

2010年07月31日 18:03

今、無事に納品完了。
終わるまで内心ハラハラものでした。

購入後、30年ほど使用されていた、
香港製カリン唐木応接セットのリフォーム納品です。

約45日間かけ、大阪の職人の手によって
大切に再生されました。

「イメージが違う!」
そんな事にならないよう、
再生方法は入念にお客さんとは打ち合わせ済んでいるものの
私の職人への伝えかたひとつ違うだけでも
仕上がりが変わる場合もあります。

いざ納品。
納品には大阪の唐木業者社長にも
納品応援してもらい入念に梱包された製品を
お客さんの部屋で広げていきますと・・・

「色が濃くなってなんかイメージが違う!?」と
心配していたお客さんの感想が聞こえてきます。

応援セット全6点、とりあえず無事に設置完了後
唐木業者社長が再生の説明をしてくれました。

指摘された濃くなった色については
「塗装は一切おこなわず下地処理の後、
なん層にも漆を塗りこんでは拭き取りの作業を
繰り返して木材に染み込ませてあり、
今から漆が定着していく間に
色具合が少し明るくなっていきます」とのこと…

その説明にお客さんにも納得していただけ
私はホッとしました。

私がみた感想は色に深みがあり、
カリン材特有の木目もきれいに
存在感がでてました。

末永く愛用してくださることを願っております。

Y様、冷たいオレンジジュース美味しかったです。

ありがとうございました。

φ(^-^) kabashima

関連記事