断面の円の中心点をまず出して・・・・?? って?? どうやって??
お昼前
「長年愛用してきた
食卓テーブルの脚を
とあるホームセンターに持ち込み
座卓として使えるよう30cmの高さに
なるようにカットしてもらったのは
いいのですが 家内が膝が悪く
座卓にしたことで座れないことがわかり・・・・
カットした脚をもとの長さに戻す
修理とかやってもらえませんか?? 」
ネットで家具の修理で検索して
電話をかけてきてくださった
ちょっと御年配のお客さま
お電話で脚の形状などお聞きして
カットした脚の部材もお持ちとのことで
使用に問題ない強度が確保できれば
見栄え的にはこだわらないとのお話
でしたのでお受けすることに(*^_^*)
お昼頃に店まで
お持ちいただいた脚の形状がこちら
上から下まで
まっすぐな形状の丸脚です
「2日ほどお預かりして
よろしいですか?? 」
そうお尋ねすると
「そーですか・・・・
かまいませんよ・・・・」
との了承をいただき
お預かりしたのですが
その一瞬の間に・・・・
テーブル無い間お困りなのかも・・・・
経験上どうやってつなぐかは
もう頭の中に方法は浮かんでましたので
さっそくホームセンターへ行って
材料を購入し修理に取り掛かることに
つなぐのは
片方にボルトをねじ込んで
もう片方にボルトの受けネジを
埋め込むやり方
丸脚だとこれが一番かな(^O^)
ということで脚をカットした
断面の円の中心点をまず出して・・・・??
って?? どうやれば??
円の真ん中に線を引いて・・・
って目測で真ん中かなってやってしまうと
ジョイントした時に結合部分が
ずれてしまう不都合があるわけで
それじゃあ
家具屋としてのプライドが(;一_一)
なんかよい方法はあるはず・・・・
「なんか円の中心を出す方法ない??」
娘の美穂に尋ねたところ
こうしたらいいよと
教えてくれたのがこちら
L定規に二等辺三角形か\(^o^)/
円の中心だして
ドリルで穴開けて
片方にボルトをねじ込んで
片方に受けネジねじ込んで
よく暖卓などの脚の継ぎたしに
用いられている方法です
ということで無事に
お預かりして2時間ほどで
テーブル脚の
ジョイント加工完了です(*^。^*)
「テーブルが無いとお困りかもと思い
急ぎ修理の方をさせていただきました」
そうお電話して
1時間ほどで取りに見えられ
脚の出来栄えにも
喜んでいただけて
クッション材に脚をくるんであげて
「お車まで運びましょうね」
そうお話しすると
「バスを乗り継いできてるんで
下げて持ちやすいように袋にでも
入れてもらえると助かるのですが・・・・」
どちらから来られた
かお尋ねすると
「香椎台からです・・・・」
とのお言葉に(@_@;)
ダイハク1号で脚と一緒に
お届けさせていただきました(●^o^●)
途中
「回してはずせばまた元の
座卓としても使えるようにしてますよ」
そうご説明すると
「座卓にすることはもうないです」(笑)
素敵な紳士のお客さまでした
ダイハク家具 樺島由紀夫
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