2015年12月09日

扉の修理  裏側編(*^_^*)

先日お預かりしてきた
衣裳箪笥の扉の修理のつづき(*^。^*)

前回は扉枠の
接着をおこないましたので


今回は扉の裏側の修理~




衣裳箪笥
扉の修理を依頼されるまで
西方沖地震から以降10年近く
こうしてガムテープで補強をして
今日までお使いだった衣裳箪笥


ナラの無垢材で組まれた扉枠は
パッコリ割れててかなりの衝撃
だったことが分かります




扉枠
ガムテープをはがしてみると


鏡板
扉上側の鏡板をはめ込む枠の溝
完全に割れてて割れた部材は無く・・・・



割れた部材が無いのなら
パテで形整するのがいいかと

パテ形整
下地に粘土パテで強度をもたせ
上から加工しやすい木工パテで
形を整えることにし二層のパテで
形整したところで一晩放置(*^。^*)





完全に乾いたところで
パテ補修
仮ではめていた鏡板を取り外し


サンドペーパーで
サンドペーパー
表面がまっすぐ滑らかになるよう
形を整えていきます

そしてきれいに形整が終わったら



今回の秘密兵器(笑)



リアテック
サンゲツのリアテック~

木目が描かれた
ラッピングシートです


寸法取りしてカットして
パテ形整
パテで形整した部材ごと
リアテックでラッピングすると

なんだかプロの修理技みたい(^O^)

どこを修理したのか
分からなくなりますし

塗装するより仕上がりもきれいです




ついでに鏡板を留めてた部材
モールも紛失してましたので
リアテック
白木で作ったモールを
お揃いのリアテックでラッピングすると

モール作製
ナラ材で作ったような
モールの出来上がり(*^_^*)



このモールの裏に
うす手の両面テープはって
家具扉 修理
ここで便利な隠し釘の登場~
釘の頭を残したくないとき

隠し釘
隠し釘を打ち込んで
ピンクの頭部分を横から
金槌でたたくとポロッと折れます


ということで
家具 扉 修理
扉の裏側の補修は
とりあえずこれで完了で

何とかここまでは順調です(^u^)


今回の修理はここまで(*^_^*)



次回はいよいよ表側の
一番気を使う部分に取り掛かります

     ダイハク家具 樺島由紀夫




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Posted by ダイハク家具 樺島由紀夫  at 19:11│Comments(0)ダイハク家具
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